資産形成の方程式「資産形成 =(収入ー支出)+(資産×運用利回り)」

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「マネーリテラシーの森 」はリテラシーをシェアしたい人が Twitter アカウントで匿名のままつながるコミュニティーです。

TwitterのグループDMで1期の12名がつながり、2019/5/29に全員の自己紹介が終わりました。

たぶん人生で初めて「自己紹介お願いします」って言う側になったけど、舞い上がって最初に聞くのを忘れてしまいました。ドンマイ。

FP主催のセミナー

FP主催のセミナーに何度か行ったことがあります。最初に行った時は「無料で学べてケーキとコーヒーもでてきてお得すぎる~」なんて喜んでました。

もし「資産形成の方程式」「72の法則」「ドルコスト平均法」などを知らなくて、手数料高めの金融商品をすすめられても断れるなら、セミナーに行ってみるのもいいかもしれません。

あの会場費や人件費などを考えれば、FPさんが利益率が高い何かをすすめてくるのは当然なのです。 

FPさんにとって適切な金融商品などを提案するためのアンケートだと思うので、年収や資産額などの情報出しすぎには気をつけてほしいですが。

自分でFPや金融商品を比較検討できるスキルこそがマネーリテラシーなのかもしれません。

資産形成の方程式

そんなFP主催のセミナーでよく聞くのが「資産形成の方程式」です。

資産形成 =(収入ー支出)+(資産×運用利回り)
後半に括弧いらないよというツッコミは不要です、あえてつけているので。

①収入をふやす(昇給、副業、ダブルインカムなど)

②支出をへらす(通信費や保険料など固定費の見直し、節税、ポイント活用)

③資産をまもる(家計管理、詐欺に注意、変数として数えない説が多い)

④利回りをあげる(貯蓄から投資へ、日本から世界へ、節税や楽天ポイント)

マネーリテラシーの森ではこの変数を改善する方法などをシェアしたり実践をサポートしていきたいと思ってます。

キャッシュフロー表をつくろう

さらに、年単位での収入と支出や純資産を見える化した「キャッシュフロー表」も普及したいと思っています。

FP資格の科目に「ライフプランニングと資金計画」というものがあり、その時に「これ今まで誰からも聞いたことないけど」と思ったので…

数年先までざっくり見積もって、収入・支出・資産残高などをエクセルかGoogleスプレッドシートなどの表にします。その通りに暮らしていくのが目的ではなく、毎年見直しすることでお金に関するモヤモヤを解消していきます。

できれば100歳くらいまで長生きした場合も一度試算してみるのもおすすめです。
でもめんどくさいですね。私もたびたびサボります。

もし、自分の勤めている会社が来年の数字をまったく気にしていなかったら怖いとおもいませんか。それと同じように家計も少し先を予想していく方が健全だと思うのです。

というか、会社は解散すれば終わるけど家計は解散できないですし。

サラリーマンは2度破産する

「サラリーマンは2度破産する」

こわい見出しですね。これはFPの藤川太さんが書いた本のタイトルです。
特に贅沢しているつもりはない、という人でも破産する可能性があるようです。

オカネに対する考え方は学校でも学ばないので、親からなんとなく引き継いでいます。親世代とは違う時代を生きているのにです。

しかも寿命は延びているのに企業の寿命は短くなっているので、親世代よりも収入は減って支出は増える傾向があるのです。

人並みの給与所得。子どもがいる。住宅ローンがある。生命保険に入っている。これらにあてはまったら、あなたの家計は危なすぎる。二極化といわれるが、家計のリスクが高いのは実は「中の上」の家庭。十分な貯蓄がなければ、定年後、確実に破産の時がやってくる。1万件以上の家計見直し相談を受けてきた著者が、家計のコストカットのプロの手法を初公開。今からでも遅くない、人生の立て直し。

続編は読んでいませんが、タイトルは「やっぱりサラリーマンは2度破産する」です。

キャッシュフロー表をつくっても収入は増えませんが、収入をふやす努力をはじめたり支出を減らす意識が高まり改善します。 早めに確認しておくことで改善策の幅も広がるのです。

企業の財務諸表に当てはめる

この方程式を、企業の財務諸表に当てはめて考えるとこんな感じになります。

前半の「収入ー支出」 →  PL(損益計算書)
後半の「資産×運用利回り」→  BS(貸借対照表)

私がPLやBSなどに当てはめて考えているのは、企業の会計が家計管理のお手本になるかも、と思ったからです。

2014年頃、働いていた会社が資金不足で倒産しました。当時は経理に少しだけ関わっていて「今月の給与は払えるのか?」という心配が続きました。

他の社員には口外できないというストレスも重なって眠れなくなり、上司のパワハラが加速するなどの恐怖が半年くらい続きました。

その経験から「老後の家計でこのような自転車操業が何年も続くのはイヤだ」と思って、以前つくった家計のキャッシュフロー表を見直しました。

blogだから書いちゃうけど、そのパワハラの影響で心療内科に3回行きました。睡眠薬を処方するだけなので通うのはやめましたが、当時はTwitterを知らなかったので辛かったです。

しかもその上司に「眠れなかったら牛乳あたためて寝る前に飲むといいよ」って言われました! つっこみどころ満載だけどTwitter知らなかったからため込んでました。

漠然とした不安、とは

多くの人が経済的に「漠然とした不安」をかかえていると聞きますが、いつまでその不安を放置するのでしょうか。

それよりも、ワカラナイなりに一旦試算しましょう、とこのコミュニティーでも伝えていきたいのです。

漠然(ばくぜん)とは

曖昧に、不明確に、あやふやに、朧げ(おぼろげ)に、などの意味の表現。

「漠然と(ばくぜんと)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
曖昧に、不明確に、あやふやに、朧げ(おぼろげ)に、などの意味の表現。Weblio国語辞典では「漠然と」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。

世の中の変化のスピードが早まっているし、将来の不安を「ゼロ」にするのは難しいと思います。

ただ「漠然とした不安」を具体的な課題にして毎年見直していく方が建設的だと思うのです。

家計の損益分岐点を知ろう

まずは漠然とした部分を数字にして家計を把握していきます。 1年目は大雑把でも2,3年で整ってくると思います。

その時に家計を把握できている目安になるのは「損益分岐点」です。

損益分岐点がわかることで、固定費と変動費にわける意味も納得できるし、3年目くらいから特別費の予算化ができれば、家計管理デキテル感を感じられると思ってます。

会計とか素人なので自己流だけど、自分にちょうどいいズボラな家計管理の話しは好きなのでこれはまた追々書きます…

まとめ

  1. 資産形成の方程式 = (収入ー支出)+(資産×運用利回り)
    マネーリテラシーの森では、この周辺のリテラシーを一緒に上げていく
  2. 家計の「キャッシュフロー表」と「損益分岐点」をざっくり把握する
  3. 私は「損益分岐点とは…」と丁寧に説明するのはニガテなのでブログは向かないかもと3記事目で思った。 誰かの丁寧なブログを探してください笑
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